国際ソロプチミスト新潟-茜(野崎桂子会長)は8日、県立三条商業高校ボランティア部Sクラブ認証式を開き、同校のボランティア部(部員54人)を「Sクラブ」として認証した。同会がスポンサーとなり支援するとともに、協力して学校や地域社会のために活動していく。
「Sクラブ」とは、Service(奉仕)の「S」から名付けられたもので、School(学校)とSociety(社会)のために奉仕するという意味も含む。学校や地域社会、国や世界に何か役に立ちたいと考えている中学生や高校生15人以上が集まって作るボランティアグループだ。
Sクラブを支援することは、ソロプチミストの青少年育成を願って取り組む奉仕活動のひとつとしている。2016年5月現在、日本東リジョンには91のSクラブが活動している。
国際ソロプチミスト新潟-茜は、認証・発足15周年記念事業として2012年に加茂農林高校のJRC部をSクラブに認証し、同会がスポンサークラブとなって支援を続けている。同会のSクラブ認証はこれで2校目となった。
認証式では会員認証と役員認証を行い、野崎会長からボランティア部の坂井千紘部長に部員全員分のSクラブピンと認証状を授与し、3万円の助成金と記念額を贈呈した。
三条商業高校ボランティア部は、主に校内清掃やペットボトルのキャップの収集、校内の整備活動などを行っている。坂井部長は謝辞で、「これからはソロプチミストさんと協力して何ができるか考えながら活動を広げていきたい」と抱負を述べた。