10日行われた弥彦村議補欠選挙(欠員2)から一夜明けた11日、弥彦村選挙管理委員会(堀内岳郎委員長)は当選した新人で元副村長の本多啓三氏(68)と元職の花井温郎氏(89)に当選証書を付与した。
午後2時半から村役場で付与式を行い、当選した2人とも本人は出席せず、それぞれの後援会の会長が代理人として出席し、堀内選挙管理委員長から当選証書を受け取るとそれぞれあいさつした。
本多氏の代理人の大井源一郎後援会長は「本来は勝ち負けではないが、勝って兜の緒を締めよという言葉があるように、きょうからキックオフと思っているので、本多ともども粉骨砕身、ゴール目指して頑張りたい」。
花井氏の代理人、元村職員の丸山徹後援会長は、「人口8千人余りの村を二分するような状況はあまりよろしくない。是々非々でいいものはいい、悪いものは悪いということで住民の幸せを願い、共に頑張りましょうということで、きょう花井と話してきた」、「弥彦村の明るい未来のためにとにかく議会をひとつにまとめたいとそういう気持ちで精いっぱい頑張る」とした。