寺に1泊して空腹を体験して食べ物があるありがたさを実感してもらおうと、寺子屋つばさ実行委員会(高橋克典会長)は9月17、18日の1泊2日でことしも燕市国上、真言宗豊山派「本覚院」(渋谷隆阿住職)で第10回食育学校「はらぺこ塾」を開催するので、参加する小学生を募集している。
燕三条青年会議所が8年前に取り組んだ「寺子屋つばさ事業」の一環で始まった事業だが、「地域の子どもは地域で育てる」を主眼において実行委員会を組織し、取り組みを続けている。
「はらぺこ塾」は、非日常的な空間で集団生活し、本当の空腹感を体験して当たり前に食べ物がある幸せや食事を用意してくれる親への感謝、協力して思いやる気持ち、礼儀作法を認識してもらうのがねらいだ。
同実行委員会のメンバーに加え、共催の新潟経営大学・東川ゼミの学生スタッフが参加して、写仏、太鼓教室、命を学ぶ食事づくりなどの体験を行う。
対象は、小学4年生から6年生で、定員40人、参加費は1人2,000円。当日は9月17日午前9時から参加者を受け付け、翌18日後1時に解散の予定。
また、9月5日午後7時から燕市役所で開く事前説明会に保護者が参加できることも参加条件。申し込み締め切りは8月5日。同実行委員会のホームページの申し込みフォームで送信するか、事務局に電話などで申し込む。問い合わせや申し込みは、寺子屋つばさ実行委員会事務局(電話:0256-33-6733・エフピーエム内)へ。