燕真空手塾(田辺良文代表・燕市灰方)は13日、鈴木力燕市長を表敬訪問し、この夏、燕真空手塾から空手の全国大会に出場する小学生から一般までのまでの選手を紹介した。
燕真空手塾の所属選手が出場する全国大会は、8月6、7日と東京都・東京武道館で開かれる第16回全日本少年少女空手道選手権大会、8月26日から28日まで新潟県・朱鷺メッセで開かれる第23回全国中学校空手道選手権大会、7月30日から8月2日まで山口県・ながと総合体育館で開かれる第43回全国高等学校空手道選手権大会、10月8日から10日まで岩手県・岩手県営武道館で開かれる第71回国民体育大会。複数の種目に出場する選手もいて20人、延べ22人が出場する。
表敬訪問には全国大会出場選手20人と保護者らが訪れ、選手をひとりずつ紹介。県予選1位で2年連続2回目の国体出場を決めた県立吉田高校3年酒井大輔さんが、「新潟県代表としての誇りをもち、全国大会でひとつでも多く勝ち、優勝や入賞を目指して頑張ってきます。応援よろしくお願いします」と決意表明した。
鈴木市長は「いい成績を上げられるように頑張って来てください。われわれも応援しています」と話し、2020年の東京五輪で空手が追加種目となる見通しとなっているのは、選手の目標になると喜んだ。
また、燕真空手塾が練習場に借りていた旧燕工業高校格技場が取り壊しのため7月から利用できなくなったことについて鈴木市長は「皆さんにご不便をかけているが、なるべくいい方向にしたいと思っている」と市としての何らかの対応をする考えを示した。