燕署は19日、燕市内の高齢者世帯などで不審電話がかかってきたとの届け出を受け、詐欺事件との関係を捜査している。
午前8時ころから11時ころまでの間に4件の届け出を受けた。電話は孫などを名乗り、「風邪を引いて医者に行って検査したら、のどにポリープができた」、「携帯を忘れてきたので、置き忘れた電話には電話しないでもらいたい。警察から電話があるから出てほしい」といった内容だった。
まだ実害は出ていないが今後、現金の振り込みや交付を求める詐欺に発展するおそれがある。
電話の相手が孫や身内と名乗っても、電話番号を確認し、少しでも電話の内容がおかしいと思ったら、電話を切断するなど詐欺などの被害に遭わないよう注意を呼びかけている。