三条市大崎地区の大崎コミュニティ「どんぐりころころ大崎」(高橋茂会長)は、夏休み最初の日曜の24日、東日本大震災で三条市に避難している人への応援をきっかけに始まった地域の祭り「どんぐりころころ広場2016 熊本・福島応援隊」を開く。
午前11時から午後2時半まで三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」で開く。屋外を中心に、縁日風の模擬店とじゃんけん大会(11時半・13時半)、ミニライブ(ザ・シェイク、ステア)、フリーマーケット、大抽選会(12時半)など、子どもからおとなまで楽しめるイベントを行う。
模擬店では、お好み焼き(300円)や焼きそば(300円)、かき氷(100円)、生ビール(350円)などを販売。野菜販売やフリーマーケットの出店。おもちゃ射的、スーパーボールすくい、ヨーヨー風船、輪投げを各100円で楽しめる。
このイベントの始まりは、2011年3月の東日本大震災で「サンファーム三条」に避難所が開設されたのがきっかけ。避難生活を送っていた人たちから楽しんでもらおうと開き、今は地域住民による交流ときずなを深めることを目的に開いている。
これまで、同コミュニティで集めた遊休品をチャリティー販売した売り上げと会場内に設置した募金箱の善意を合わせ、福島から三条市に避難している人に寄付してきたが、今回は熊本地震の被災地にも善意を送る。地域外の人にも来場を呼びかけている。