「海の日」の18日、三条市・東三条商店街を会場に開かれた「三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」は、主催者発表で昨年を400人上回る2万0500人が来場し、とくに今回、ターゲットにした子どもたちの来場が多かった。
今回は「東三条ぶらっとホーム」がテーマ。西は一ノ門交差点から東は東三条駅交差点の手前まで約380メートルを通行止めにし、初出店7店舗を含む56店舗が出店した。
日中は晴れたり曇ったりで、三条の最高気温は27.3度と真夏日にはならなかったとはいえ、梅雨らしいじめじめと蒸し暑い1日だったが、大勢の市民でにぎわった。
今回は高校生や専門学校生によるボランティア「マルシェ部」が「キッズ縁日」を運営した。割りばし鉄砲、水ヨーヨーつり、スライムスーパーボール作り、ススキの葉っぱでバッタつくり、スーパーボールすくい、絵日記など盛りだくさんのメニューを用意した。
予想以上の参加の多さに午前中から材料が無くなるコーナーがあり、ほとんどのイベントが最後までもたなかった。新潟県電気工事工業組合三条支部青年部は、高所作業車で3階くらいの高さを体験できる試乗体験会を開き、定員60組のところ希望の多さに80組に拡大したが、それでも正午前に定員に達してしまう人気だった。
ほかにもこどもフリマや三条署が警察車両のパトカーと白バイの展示、毎回恒例の謎解き「探偵はマルシェにいる」、NCT三条センターからのもちまきもあり、子どもたちがいっぱいの三条マルシェとなった。
また、出店した三条市大島、ラーメン店「侍ラーメン」の大将の長女、タレントで女優の山崎日菜さんが看板娘として登場。燕三条青年会議所が昨年、制作した映画『ともに担げば』の鶴岡慧子監督やメーンキャストとともに16、17日と燕市で行われた飛燕夏まつりの見物で里帰りしたもので、山崎さんだけ三条マルシェまでふるさとに残って焼きラーメンの売り子を務めていた。