家庭用品や調理用品を企画販売する和平フレイズ株式会社(和平稔夫社長・燕市物流センター2)は、19日に社会福祉法人燕市社会福祉協議会、20日に社会福祉法人つばめ福祉会にことしもそれぞれ50万円を寄付した。
和平稔夫社長が両団体を訪れてそれぞれの代表でる燕市社会福祉協議会の山岡重雄会長、つばめ福祉会の吉田賢一理事長に50万円を包んだのし袋を手渡した。
2012年に和平社長の父で当時会長だった寅夫さんが亡くなった。寅夫さんは両法人の理事だったこともあり、その意志を継いで香典返し代わりに寄付を行った。その後、16年から毎年、同社の7月末決算を前に利益から毎年50万円ずつ寄付している。
燕市社会福祉協議会で山岡会長は「(寅夫さんから)本当に社協のために尽くしてもらった。亡くなってからも寄付を続けてもらってうれしく思っている」と感謝し、和平社長は「会社としもお役に立てればありがたい」と話した。
つばめ福祉会で吉田理事長は毎年の寄付に感謝するとともに「ぜひ、また毎年もうけていただいて寄付を続けていただきたい」と願い、和平社長は「うちの社員の親も大勢、世話になっている」と、つばめ福祉会の施設が地域のたくさんの高齢者を受け入れてくれていることに感謝した。