燕市吉田北地区の夏まつり「北地区ふるさとまつり」がことしも「海の日」の18日、吉田北体育文化センターで開かれ、すっかり同地区のご当地ヒーローとして定着した「方言戦隊メテオレンジャー」のショーをはじめ、模擬店や出し物に地域の人たちで大にぎわいだった。
地元吉田北地区の自治会でつくる実行委員会の主催で4年前から開いている。午後5時に屋外のテントで飲食の模擬店が店開きしてスタート。体育館で中学生のカラーガードや舞踊、ダンスが行われ、日没直前から屋外の特設ステージでゆるキャラ登場、ムエタイのエクササイズ、和太鼓演奏や踊りの披露、山車披露など盛りだくさんのイベントを行った。
子どもたちのいちばんのお目当てはメテオレンジャーのショー。赤、黄、緑、ピンク、青の5色の5人編成で、1837年(天保8)に吉田北地区の富永地内に落下した国内で3番目に大きい米納津隕石にちなむ。
昨年のふさるとまつりで本格デビューし、ことしは2年目。スマートフォンの使い過ぎに注意を呼びかけるといった内容にあわせてスマホをイメージしたキャラクター、スマボンも登場。メテオレンジャーカードのプレゼントもあり、子どもたちはショーに夢中だった。
親子連れを中心に、この地区ではこれ以上、人を集められないと思うほど大勢が来場があり、夕涼みがてらに模擬店で食べたり飲んだり、出し物に感心したり笑ったりと梅雨の蒸し暑さを忘れてゆっくりと夜を楽しんでいた。