燕市吉田地区の夏まつり「第59回吉田まつり」が22、23の2日間、JR吉田駅前広場などを会場に開かれ、夜の山車(だし)巡行が久しぶりに復活する。
22日午後7時から駅前広場で吉田中学校カラーガード部の演技で始まり吉田中学校、吉田太鼓龍神会、新潟万代太鼓飛龍会が太鼓を演奏。8時から吉田民謡流しで、吉田ばやし、吉田繁盛ぶし、吉田甚句にあわせ約40団体の2千人が踊りの輪をつくる。
22日のフィナーレは、9時からのよさこい吉田繁盛ぶし&竿灯まつり。よさこいソーラン風にアレンジした吉田繁盛ぶしをみんなで踊る。吉田商工会青年部による竿灯がもみ合い、もちまきもを行う。
一方、23日が例大祭の地元の鎮守、吉田諏訪神社では午後7時半から宵宮祭が行われ、近くには露店も並ぶ。
23日は午後6時から子どもみこしのもみ合いに続いて、よさこいソーランの団体などが踊りを披露。参加者全員で新しいよさこい「舞燕」と「よさこい吉田繁盛ぶし」を踊る。8時に終わると、旭町ロータリーから駅前に集結する各町内の14基の山車が出発し、市街地を巡行して駅前に戻る。
旭町ロータリーには子ども絵灯ろう約380基をともす。山車の巡行の間、駅前では子どもたちによるヒップホップダンスやプア・アロアロ吉田ハラウによるフラダンスの披露が行われる。
以前、山車はビジョンよしだから日没後に出発して駅前まで巡行したが、近年は日没前に駅前を出発。山車はちょうちんをともして闇の中を進む姿が美しいのに、明るくては魅力も半減だったが、ことしは久しぶりに夜の山車巡行が復活する。
吉田諏訪神社では午前10時半から例大祭、午後2時半からみこし渡御が行われる。