見附市、南魚沼市に続いて弥彦村でも池山阿有展 (2016.24)

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見附市に住む洋画家、池山阿有(あゆう)さんの作品展「風景・人物・デッサンー炉ばたにたどりつくまでー」が23日から9月11日まで弥彦の丘美術館で開かれている。

弥彦の丘美術館で開かれている池山阿有展
弥彦の丘美術館で開かれている池山阿有展

池山さんは中央の美術団体、光風会の常務理事で日展会員。1939年見附市生まれ。長岡高校3年にして県展に初入選し、多摩美術大学絵画科を卒業。76年に中央で第62回光風会展に初入選し、79年に日展に初入選した。

高校の美術教諭を続けながら作品制作を続け、県立三条東高校に長く勤務したこともあって三条市内に教え子が多く、三条市中央公民館主催青年洋画教室の修了生を中心に1981年に発足した洋画団体「火曜会」の指導者を務めている。

2009年に県知事表彰を受け、11年に県美術家理事著に就任。13年に文部科学省から地域文化功労者表彰を受けた。ことしは3月から見附市にオープンしたみつけ市民ギャラリー「ギャラリーみつけ」の開館記念展として「池山阿有展」が開かれ、6月から南魚沼市・池田記念館でも「池山阿有展」が開催。まるで巡回展のようなペースで個展が続いている。

今回はサブタイトル通り、17歳だった1957年制作の「子供たち」から池山さんの代名詞ともいえる「炉ばた」まで21点を展示。これまでの展示と同様、作品の名札には制作年とそのときの池山さんの年齢が表記してあり、サブタイトル通り「炉ばた」に至るまでの池山さんの洋画家として変遷を作品から見てとることができる。

24日、8月6日、11日はいずれも午後2時から池山さんによる作品解説が行われる。入館料は高校生以上のおとな300円、小・中学生150円。問い合わせは同美術館(電話:0256-94-4875)へ。


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