ジュニアリーダーズ三条は三条市子ども連合会と共催で23日から25日まで三条市北五百川、八木ヶ鼻オートキャンプ場でことしも「夏休み!こどもサマーキャンプ in 八木ヶ鼻オートキャンプ場」を開き、67人の小学生が2泊3日のキャンプ生活を体験した。
こどもサマーキャンプは、1989年4月の三条市子ども会連合会発足から数年後にスタートした25年近く続く伝統行事。ことしも「体験学習を通して、自立・規律、仲間やものづくり・活動の楽しさを学ぼう」をテーマに参加者を募集し、受付開始から1時間半で定員に達する人気の高さだった。
小学3年生から6年生を対象にことしの参加は男子34人と女子33人の計67人。主催団体、保護者、指導者やボランティアなど中学1年生から高校生、大学生を含めて約60人が運営に参加した。
初日23日は開会式を行い、なるべく学校や学年が異なる6、7人で男女別の班単位を基本とする生活をスタート。キャンプ場にテントを張り、夕食は飯ごう炊さんでカレーライスを調理して食べ、片付けたら「いい湯らてい」で夜のお楽しみ会を行った。
2日目は午前6時にタケのおわんとはしを作って昼食は流しそうめんを体験。駒出川での川遊び、入浴、夕食のあと、夜のお楽しみ会でキャンプファイアーを楽しんだ。
最終日25日は、朝食のあとテントの片付けやキャンプ場の清掃を行い、昼食、自由時間のキャンプ場をあとにし、三条市水防学習館前の閉会式で2泊3日の日程を終了した。
2日目の夕方、初参加の4年生の男の子は「きのうは家に帰りたかったけど、今は楽しい」。キャンプも初めての体験で、テント泊は最初は暑くて、隣の班のしゃべり声がうるさく、風が吹いてテントが揺れ、朝は寒かったと言う。
家と違ってゲームができず、菓子がなく、ベッドもないが、「みんなで食べるごはんがおいしい」、「朝の自由時間をみんなで遊べて楽しい」、「川に入って楽しかった」と次々と出てくる日常生活にはないさまざまな体験を楽しんでいた。
この日の夜のお楽しみ会では、星空の下でキャンプファイアーを囲み、ゲームやレクリエーションを楽しんだ。