三条市自治会長協議会(久保冨彦会長)は26日、熊本地震の義援金として行った各世帯からの封筒募金に寄せられた1,150万円余りの市民の善意を日本赤十字社新潟県支部三条市地区(地区長・国定勇人市長)を通じて寄付した。
午前10時に同協議会の久保会長、若林誠副会長、高橋一夫副会長の3人が市役所を訪れ、「三条市自治会長協議会 市民一同」として寄せられた1150万1510円の目録を包んだのし袋を長谷川考基福祉課長に手渡した。
同協議会では、4月に義援金募金を行うことを決め、5月13日から6月末ころまで各自治会長を通じて義援金を求めた。
同協議会からの義援金の呼びかけは、中越地震、東日本大震災でも行っている。久保会長は、三条市も2回の水害で全国から支援を受けた恩返しと言い、「1日も早く復興を、1日も早くふだん通りの生活に戻れるようになっていただきたい」と願った。また、多くの市民が趣旨に賛同してくれて大きな金額になり、「皆さんに感謝しています」と礼を述べた。