燕ロータリークラブ(本間守男会長・34人)は28日、燕市横田、知的障害者更生施設「つばくろの里」(山保司郎園長)で利用者に恒例のかき氷をふるまった。
同クラブ社会奉仕委員会の活動として2004年から同施設でもちつきを行ってきたが、同施設では夏場のボランティアが少ないので、ことで、7年前にかき氷をふるまうボランティアに変えた。
同クラブから会員16人が参加。2カ所に分けて体育館で「つばくろの里」利用者65人、食堂で隣接する就労継続支援B型「夢工場つばめ」の利用者25人にその場でかき氷を作り、職員などの分も含めて計135人分のかき氷と、合わせてポテトチップスも1袋ずつプレゼントした。
電動のかき氷機のそばに「氷」とある旗も下げて夏の涼感も演出。真っ白なかき氷に、好みでイチゴ、メロン、ブルーハワイの3種類のシロップや練乳をかけてできあがりだ。
同施設では昼食のデザートに冷たいものがでることがあるが、かき氷は機械がないので提供できない。朝から「きょうはかき氷」と繰り返す利用者も多く、冷たいかき氷を口に入れて「おいしいよ」と大満足だった。