子どもたちの夏休みにあわせて燕市産業史料館は、夏休みの自由研究に最適なイベントなどを用意した。8月は22日を除いて初めて休館日の月曜も開館し、子どもたちを応援。同史料館はスマホゲーム「ポケモンGO」でポケモンを捕獲するボール「モンスターボール」などのアイテムをゲットできる「ポケストップ」になっており、「ポケモンGO」の遊びがてらの来館もウエルカムだ。
夏休み向けに企画したのは「親子で楽しむ博物館の日」。7月30、31日と8月20、21日の土、日曜の4日間開く。4日間とも「親子で楽しむ史料館スペシャルガイドツアー」、「鎚起銅器、煙管に触れてみよう」、「音声ガイダンスを使用したガイドツアー」、「ミニスプーン制作体験」、「鎚目入れ体験」とイベントが盛りだくさんだ。
「親子で楽しむ史料館スペシャルガイドツアー」は午前10時から11時半まで行い、学芸員のスペシャルな館内解説付きで案内する。予約不要。
「鎚起銅器、煙管に触れてみよう」は午後2時から4時まで開き、ふだんは見ることしかできない鎚起銅器と煙管に自由にふれて重さ、質感、温度を自分の手で感じてもらう。予約不要。
「音声ガイダンスを使用したガイドツアー」、「ミニスプーン制作体験」、「鎚目入れ体験」はふだんも行っているが、あらためて夏休みにあわせてPRする。
「音声ガイダンスを使用したガイドツアー」は館内案内の音声ガイダンス機を無料で貸し出す。「ミニスプーン制作体験」は体験室でアルミ製のミニスプーンの本物のスプーンと同じような製造工程で5分ほどで作る。体験は無料。「鎚目入れ体験」は銅製のビアカップ、ショットカップ、ぐい呑みのいずれかを選び、表面を金づちでたたいて槌目を入れる。職員が指導し、所要時間30分ていど、費用は1,500円から2,000円。
ほかにも開館記念日の8月1日は入館料が無料になり、加えて午後7時から1時間、開館ナイトステージ「マリンバの夕べ」が開かれる。午後6時から先着80人に整理券を配布する。入場は無料。三条市出身の本間美恵子さんのマリンバ、若杉百合恵さんのピアノの共演を聴いてもらう。
8月6日は午前10時からと午後2時からの2回、アクセサリー制作体験会を開く。所要時間2時間で銅のアクセサリーを生アズ区する。費用は3,000円でほかに入館料が必要。8月3日まで各回定員10人で参加申し込みを受け付け、先着順で締め切り。
また8月の企画展として5日から28日まで水燕鎚工会作品展を開き、燕市と三条市で活躍する5人の金属工芸家の作品を紹介。日曜の8月7日、14日、21日、28日の4回、いずれも午後2時から作品解説会を開く。
たっぷり時間のある夏休み。宿題にも役立ててほしいと子どもたちの来館を呼びかけている。イベントなど詳しくは同史料館(電話:0256-63-7666)へ。