暑く寝苦しい夜を怪談の朗読でちょっぴり涼しくと、三条市嵐南公民館では8月1日午後7時半から同公民館で趣向を凝らした「真夏の夜の怪談会」を開く。
朗読を行うのは、三条市の朗読ボランティア「三条語りの会とびら」(長谷川トミエ会長・会員21人)。7人の会員が「今宵のお話」として、おなじみの「三枚のお札」や「耳なし芳一」をはじめ、「人を食う橋の鬼」、「一つ目の鬼女」、「十六峠のふしぎ」、「霊魂のあいびき」など怪談や怖い昔話など10話を朗読する。
ただ朗読するだけでなく、あんどんをともし、会員は作務衣(さむえ)を着て雰囲気たっぷりに話し、最後にお茶会も開いて9時に終わる。
「三条語りの会とびら」は主に図書館で活動している。昨年11月に同公民館主催事業のさわやか大学で、あんどんを飾って民話を朗読したのをヒントに、真夏に怪談話をしてみてはと初めて企画した。
それほど怖くせずに子どもからおとなまで楽しんでちょっとだけ汗が引くような内容にする予定。入場無料なので広く大勢の参加を呼びかけている。