リオデジャネイロ・パラリンピックに向けて25日からモンゴルのパラアーチェリー選手団が燕市で事前合宿しているのにあわせて30日、燕市・吉田アーチェリー場でアーチェリー体験会が開かれた。
4年生以上の小学生と中学生の参加を募集し、申し込みのあった10人が参加。加えて燕市アーチェリー協会主催で毎週開かれているアーチェリーのジュニア教室にことし4月から通っている子どもたちのうち中学生4人、吉田中学校バドミントン部の部員29人も参加した。
燕市アーチェリー協会会員や同じ会場で練習して県立吉田高校アーチェリー部の顧問も指導にあたった。アーチェリーを持つのも初めてどころから、親の勧めでアーチェリーが何かも良くわからずに参加した子どももいたが、20分ほどで矢を打てるようになった。
弓を引いたら「じゃん、けん、ぱー!」で手を開いてリリースするようにアドバイス。子どもたちは目の前に立てた的に矢を突き刺してにっこりと大満足だった。
ジュニア教室の中学生には、モンゴル選手団コーチのゾルボー・バーダルジャブさんも指導。安定した構え方、そのための下半身の使い方を実演し、手取り足取りでていねいに教えた。
まだアーチェリーを始めて数カ月の中学生の指導にも真剣で、中学生にとってはいきなりナショナルチームのコーチに直接、手ほどきを受けられる貴重な機会だった。