東北観光推進機構(宮城県仙台市青葉区)の取り組みを利用して燕三条地場産業振興センターは1日、多言語電話通訳サービスを開始した。
通訳は目の前の異なる言語を話す人同士を通訳するのがふつうだが、電話通訳では、互いに電話を受け渡ししながら電話の先の通訳に話したり、聞いたりして通訳してもらう。
燕三条地場産業振興センターは海外からの来館者も多く、英語なら通訳できる職員もいるが、いつもいるとは限らず、英語以外の言語となるとお手上げ。このサービスは24時間対応で、ふつうの通訳よりは少し手間がかかるものの、いつでも確実に利用できる電話通訳はありがたい。
燕三条地場産業振興センターでは、東北観光推進機構から案内があって利用することにしたもので、東北観光推進機構は主に東北地方の観光向けにこのサービスの提供を開始したようで、燕三条地域も東北地方の観光圏という考えがあるようだ。
燕三条地場産業振興センターでは、同センターをはじめレストランメッセピア、燕三条駅観光物産センター「Wing」、三条観光協会事務局で多言語電話通訳サービスを利用でき、それぞれの専用のステッカーを張って表示してある。