燕三条地場産業振興センターは3日、理事長の鈴木力燕市長の記者会見を行い、6項目を発表した。
発表項目は、「燕三条じばさんお盆フェア2016」の開催、「燕三条ものづくりメッセ2016」の開催、シンガポールからの誘客推進事業、「アンビエンテ2017」共同出展者の募集、燕三条「畑の朝カフェ」5周年祭の開催、「くるまふラスク」の販売開始。
「燕三条じばさんお盆フェア2016」は帰省客の来場を当て込んだ盆恒例のイベントで、11日から16日までの6日間開く。チタン、ステンレスに続いて銅製の道の駅切符(1,300円)を販売。チタンタンブラーの名入れサービスや職人技の体験工房も行う。
「燕三条ものづくりメッセ2016」はことしで3回目になる日本海側最大級のものづくり展示会。昨年の221社・団体を上回る241社・団体が出展し、会場はこれまでの多目的大ホールと駐車場の特設テントに加え、三条商工会議所のチェンバーズホールも会場として借りる。また、東京都と東京商工会議所の特別協力で、都内のものづくり企業14社が「東京都ブース」として共同出展し、燕三条地域に発注や連携に意欲がある都内企業30社ていどとの商談会も開く。
シンガポールからの誘客推進事業は、シンガポールでのプロモーションとシンガポールファムトリップを行う。プロモーションは20日にシンガポール国内のホテルで行い、現地の日本政府機関との情報交換や現地大手旅行代理店のセミナーで理事長の鈴木市長によるプレゼンテーションや包丁研ぎと作切りの実演などを行う。
ファムトリップはシンガポールのメディア5社の5人を9月5日から9日まで燕三条に招き、体感した燕三条の魅力をシンガポールへ戻って発信してもらう。
「アンビエンテ2017」共同出展者の募集は、23日に募集説明会を開くなどして地元から8社、8スペースの共同出展者を募集する。出展負担金は1スペース10万円。「アンビエンテ2017」」は2017年2月10日から14日までドイツのフランクフルトで開かれる。世界最大規級の消費財見本市で昨年は4,387社が出展、13万7千人が来場している。
燕三条「畑の朝カフェ」5周年祭は、21日午前6時から11時まで新潟市西蒲区・岡村葡萄園ぶどうハウスで開く。人気が高く、これまで定員の何倍もの参加申し込みがあり、抽選で参加者を決めているが、何度も応募して抽選にはずれている人には申し訳ないと、今回は定員を設けず、申し込みをせずにだれでも参加できるようにする。
ただ、いつものように朝食の提供はないが、グリーンスムージーや軽食の販売、農産物の直売は行う。来場者にはオリジナルブックレットをプレゼンし、トークセッションも行われる。
「くるまふラスク」の販売開始は、同センター初の食品のオリジナル商品「くるまふラスク」(税抜き430円)を3日、発売した。三条名物の車麩(くるまふ)で作ったラスク。「レストランメッセピア」では1年半前からセットメニューに加えていたが、土産に使いたいという要望もあったことから三条市・株式会社ヤマトヤに委託して発売。「レストランメッセピア」、同センター物産館、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」で購入できる。