3日間にわたった第12回三条夏まつりは最終日7日、三条総踊りや商店街夜店市、三条夏神輿が行われて幕を閉じた。夏まつりを象徴する猛暑と好天に恵まれた3日間の人出は、昨年より2,700人余り多い延べ約14万8,230人(主催者発表)にのぼった。
内訳は、初日5日の凧と凧ばやし踊りパレードと市民民謡流しは、1000人多い24,000人。2日目の大花火大会は昨年と同じ10万人。最終日は1,720人多い22,230人だった。
最終日7日は、最高気温35.5度を記録するこの夏初めての猛暑日となった。三条総踊りは、初めて三条小学校裏手の「ステージえんがわ」周辺を会場に、午後3時半からオープニンングパフォーマンス、午後4時から午後8時まで三条総踊りを行い、真っ赤な顔をしてパフォーマンスを披露する参加者に、1曲ごとに観客から拍手が送られていた。
オープニングパフォーマンスはきらきら保育園園児の演奏に始まり、きらきら保育園職員の演奏による「三条よさこい凧ばやし」にあわせて三条東高校書道部20人と三条商業高校書道部21人の書道パフォーマンス、よさこいチームも踊りで応援。さらに、ステージえんがわのひさしの下で見学していた観客の手拍子が加わり、参加者と見物客と一体となってオープニングを飾った。
商店街夜店市は、夕方から市内5つの商店街で開かれ、それぞれの商店街が趣向を凝らしたゲームや音楽、焼きそばや生ビールなどの食で盛り上げ、子どもから大人までの来場者を楽しませた。
三条夏神輿は、午後7時から9時まで本寺小路と新小路を万灯御輿を担ぎ、練り歩き、夏まつりを締めくくった。