三条中央市場の盆市は盆花や供物を求めてにぎわい (2016.8.12)

13日の盆の墓参り前日の12日、三条市・JR北三条駅西側の三条中央市場で恒例の盆市が開かれ、早朝から盆花や供物を買い求める人たちでにぎわった。

花や盆具、果物、野菜、鮮魚、塩干物など、ふだんの二・七の市より20余り多い105の露店が出店した。

ケイトウやオミナエシ、キク、ハスなどの赤や黄、紫やピンクなど色とりどりの盆花や、宗派によって飾るホオズキや十六豆、ピンポン玉くらいの小さな白ナスや赤ナス、カボチャ、リンゴ、ナシなど盆市ならではの青果も並んだ。

農家は果物のブドウやナシ、夏野菜のトマトやエダマメ、ナスなどを並べ、市全体がいつになくカラフルだ。

夏休みとあって出店者の孫や子どもたちも加わり、かわいい店員さんがあちこちでお手伝い。買物客も家族連れが多く、いっそうにぎやかだった。

明け方の最低気温は20.3度で、数日前の熱帯夜からみればひんやりと感じるほどで、午前6時のオープンを前に大勢の買物客が訪れ、ピークの6時から1時間ほどは人にぶつからないで歩くのがやっとで、品物を買うのも順番待ちだった。

その後も買物客は切れ目なく訪れ、9時ころでも駐車場は満杯だった。翌13日は午前6時から、盆花や果物が中心の盆花市が開かれる。