燕市ジュニア新体操クラブ(門谷淳子代表)は、13日に新潟市で開かれる新潟ハバロフスク交流親善大会に3選手が出場。さらにうち1選手は9月17日から19日まで長野県長野市で開かれる北信越ジュニア新体操選手権大会にも出場する。同クラブからの県外大会出場は初めて。
新潟ハバロフスク交流親善大会は、新潟市とロシア・ハバロフスク市の姉妹都市提携50周年を記念して初めて開かれる大会で、ハバロフスク市からの8選手を含む延べ87選手が出場する。
同クラブは3人の出場枠をもらい、選抜した三条市大島中2年藤井花さん(13)がクラブ、燕東小4年小林心結ちゃん(9)と燕西小3年斉藤柚羽ちゃん(9)がボールで出場する。
このうち心結ちゃんは北信越大会にも出場する。7月23日に新潟市で開かれたその新潟県新体操予選会で、小学校1年から4年生まで15人が出場したチャイルド部のボールで3位となって北信越大会の出場権を獲得した。
同クラブは、新潟県予選会には昨年に続いて2年目の出場で、北信越大会出場は心結ちゃんが初めて。2010年に同クラブが発足してから初めての県外大会への出場ともなる。
心結ちゃんについて指導者の門谷淳子さん(40)は「表情がよく、跳躍力もある」と評価する。上部大会の全日本ジュニア新体操選手権大会にもつながる大会が「壁は厚いが、北信越の厳しさを見てほしい」と言う。
新潟ハバロフスク大会には同クラブから応援で24人、北信越大会にも15人が同行する。門谷さんは「もっと上の世界があることを知り、ほかのチームの練習の仕方も見てほしい」と出場選手に限らずクラブ全体の底上げんつながることにも期待している。