三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」では、11日から14日まで「盆花フェア」を開いており、1束300円など特別価格の盆花が大好評だ。
ケイトウ、オミナエシ、アスター、ミソハギなどの盆花を、1束300円から400円を中心に販売している。
墓参り前日の12日は、午前9時の開店前から大勢の人が訪れ、盆花が入っていた大小20ほどの容器がオープンから1時間もしないうちに空に近くなった。すぐに追加の手配をしたが、生産者が品物を納めると同時に売れていき、午前中は店頭に品物が並ぶことがないほどの盛況だった。
午後から訪れた人も「安いよね、スーパーでみたら2倍くらいしたよね」。品物が残り少なくなっていたことから「明日は9時から?」と確認し、再訪すると話す人もいた。
あわせて店内の「野菜100円コーナー」も好評で、トマトやキュウリ、ナス、エダマメなどを1袋100円で販売。ほかにもミョーガ、モロヘイヤ、クーインサイ、ピーマン、ズッキーニ、シシトウ、白ナス、ゴーヤなど旬の野菜が次々と売れていた。
近隣からの買物客に加えて、帰省客や観光客も増え、駐車場の県外ナンバーの車に購入した下田のコメを積み込む人も。
また、同道の駅の名物のひとつ、季節ごとに地元の果物を使って製造するソフトクリームの夏の味は「ブルーベリー」。人気のソフトクリームで、下田地域の旬を味わっていた。
道の駅「漢学の里しただ」では、「8月はしただ郷へGO!」と題して31日までイベントを開催しており、盆花フェアもその一環。14日は、通常の営業時間午後4時までを2時間延長し、午後6時まで営業する「サマータイム」を実施。最終日曜の28日は、3歳から小学生対象の「アユのつかみ取り」や「アユの塩焼き販売」などを用意している。
農産物直売所「彩遊記」の営業時間は、午前9時から午後4時まで。農家レストラン「悟空」は、午前10時半から午後4時までで、食事は午後3時まで。