未来の生活を考える会・三条は真宗大谷派三条別院の協力のもと16日午後7時から、三条別院の本堂を会場に、インディアンフルート奏者のマーク・アキクサさんによる入場無料の「ネイティブアメリカンフルートコンサート in 三条別院」を開く。
マーク・アキクサさんは、三条市で4回目の演奏になり、心に響くインディアンフルートの演奏が聴く人を癒してくれると好評だ。インディアンフルートは、北米インディアンに伝わる縦笛で、ネイティブアメリカンフルートなどとも呼ぶ。マーク・アキクサさんは、3歳からクラシックピアノを始め、その後フルートや篠笛を経て、2000年からネイティブアメリカンフルート奏者となる。
アメリカ北アリゾナ大学で北米先住民の文化・歴史を学び、同時に白人文化の影響を最も受けていない部族と言われるホピ族をはじめとする先住民たちと交流。ネイティブアメリカンフルートの製造術を習う。アメリカ在住時より演奏家としての活動を始め、現在は活動拠点を日本に移して演奏活動を続けており、講師養成講座の講師を務めるなど後進の指導にも携る。
三条別院では、東日本大震災のあと2012年から福島の子どもたちに、のびのび過ごしてもらおうと、長期の休暇に保養プロジェクトを実践しており、この夏も三条に福島の子どもたちがやってくる。その話を聞いた同会では、子どもたちにマークさんの音楽を聞かせたい、また、マークさんも「せひ演奏をプレゼントしたい」と今回のコンサートが実現した。
会場は約800人が入場できるという三条別院の本堂。同会では、福島の子どもたちはもちろん、素晴らしい音楽を大勢の人に聴いてほしいと来場を呼びかけている。
コンサートは、1時間半のステージ。会場は午後6時半で開演は午後7時。入場無料。