15、16の2日間、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」でものづくり体験教室「小枝のワークショップ」が開き、初日15日は10人ほどが参加した。
正午から午後1時までの昼休みを除いて午前10時半から午後4時まで行っており、講師は地元三条市のクラフト作家、高島かよ子さん。高島さんが用意した短く切ったスギ、ブナ、モモなどの小枝に、板ガムよりふたまわりほど大きいミニサイズのかんなを使って側面を削るのが基本的な作業だ。
かんなで平らにした所に文字などを書いて、ペンダント、ブローチ、名札の中からふたつを選んで作る。所要時間は約30分で、初めての人でも簡単に作れる。
15日の午前中はリオ五輪で卓球女子団体準決勝の日本対ドイツ戦がテレビ中継されていたこともあってか、「燕三条Wing」の来客は少なかったが、ワークショップは開始と同時に5組ほどが訪れて高島さんも指導に忙しかった。
参加者は地元燕三条地域と東京、群馬、埼玉など首都圏の帰省客が半々。帰省客はUターンで新幹線乗車前の待ち時間を利用しての参加で、埼玉県に親子3人で帰るところだった埼玉県の中学校1年の女の子は「燕三条Wing」を訪れてワークショップをやっているのに気付いて参加し、「かんなを使うのは初めてだったけど楽しかった」と思わぬ自分自身への土産ができて喜んでいた。