17日明け方、三条市内のコンビニ店で刃物を持った男による強盗事件があり、現金約8万円を奪って逃走した。2週間前にも近くのコンビニ店で同じような手口の強盗事件が発生したばかり。
午前4時10分ころ、須頃3地内のデイリーヤマザキ三条インター店で、店内に入ってきた男が男性店員に対して刃物を突きつけ、「金を出せ」などと脅してレジの中にあった現金約8万円を奪い取って逃走した。
犯行当時は50歳代の男性店員がひとりで勤務しており、陳列棚を整理していたところに犯人に刃物を突きつけられた。ほかに客はいなかった。犯人は手をつかむなどして店員をレジへ連れていき、レジのなかにあった現金を出させて奪い、店を出て右手の燕三条駅方向へ走って逃走した。店員にけがはなかった。
男は年齢が40歳代から50歳代くらいで身長約175センチ、中肉、黒いTシャツのような半袖、濃紺ジーンズ、白いスニーカーを着用し、灰色のニット帽のようなものをかぶり、黒いタオルで口元を隠していた。
コンビニ店は北陸自動車道の三条燕インター入り口の交差点角にある。ちょうど2週間前の3日にも同店から直線で北東へわずか500メートルほどしか離れていない燕市小高、サークルK燕小高店でも強盗事件が発生しており、犯人はまだ捕まっていない。
いずれも明け方の犯行で店員がカウンターを出て陳列棚の整理などを行っているところをねらい、服装やタオルで口元を隠すなど似通った点が多く、三条署では関連性も含めて捜査している。犯人に心当たりのある人は三条署(電話:0256-33-0110)か110番へ。