全中剣道女子団体で燕中が通算6回目の優勝、4年ぶりの王座奪還 (2016.8.21)

21日までの3日間、長野県長野市で開かれた全国中学校体育大会（全中）剣道大会で、燕中学校は女子団体で優勝。4年ぶりに王座を奪還し、通算6回目の優勝を飾った。

女子団体は20、21の2日間行われた。燕中は20日行われた48校による予選リーグで、3校ごとのブロックで1位となり、決勝トーナメントに進出。その1回戦で久御山中（京都）に3-2で勝利した。

21日は続く準々決勝で龍雲中（香川）に4-0で圧勝。準決勝で潮田中（神奈川）を3-1で下し、決勝は大和中（佐賀）に2-1で勝って優勝を決めた。

燕中は剣道女子の強豪校として中学校剣道界では全国にその名を知られるが、女子団体は2012年に3年連続5回目の優勝を飾って以来、優勝から遠ざかっていた。

13年と14年はベスト8止まりで昨年は準優勝。ことしはまだ日本一には力不足と見る関係者が多かったが、その予想をいい意味で裏切っての優勝だ。

燕中が10年、11年と女子団体で優勝したときのメンバーだった日体大2年小川萌々香（ももか）さん(20)は、7月の全日本女子学生剣道選手権大会で優勝、初めて個人での日本一となり、地元を驚かせたばかり。後輩の現役部員もそれに続くように快挙を達成した。詳しい結果は次の通り。敬称略。