燕署、三条署、捜査第1課、機動捜査隊の合同捜査班は、24日午後5時57分、強盗未遂被疑者として燕市井土巻3、飲食店従業員時田繁之容疑者(49)を逮捕した。
時田容疑者はこの日午前4時過ぎころ、燕市小高地内のコンビニ店「サークルK燕小高店」で、男性店員に対し持っていた刃物を突きつけて現金を奪い取ろうとしたが、男性店員が警報ベルを押してベルが鳴ったため、現金を取らずに逃げていた。
同店は今月3日に強盗被害に遭っていた。17日には今度は同店から500メートルほどの三条市須頃3地内のデイリーヤマザキ三条店でも強盗事件が発生しており、燕署によると、時田容疑者はこの2件についても関与を認める供述をしている。
また、逮捕については、これまでの事件も含めて、防犯カメラの映像や鑑識の結果、さらに聞き取りなどの捜査から時田容疑者に任意同行を求めたところ、この日の強盗未遂容疑について犯行を認めたという。時田容疑者は同店から数百メートルの近所に住んでいる。
3件とも水曜の犯行のこともあり、飲食店などサービス業の仕事に就いているのではという犯人像も浮かんでいた。犯行時刻や犯人の背格好や服装、手口などから同一犯の可能性が高いと見られていた。