三条市南五百川、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は27日、地元下田地区の夏祭り「しただふるさと祭り」の開催にあわせて「夏フェス」を開き、雨生の大蛇行列の見学や飲食屋台開設、小学生入館料無料サービスなどを行う。
しただふるさと祭りのメーン行事「雨生の大蛇祭」の大蛇の行列行進が、同施設にも訪れるのにあわせた企画で、屋外のイベントは入館者以外でも参加できる。
大蛇行進は、午前10時50分ころから同施設前のロータリーで行列を行い、木製の頭部とカヤなどで作った胴体をつないだ全長数十メートルの大蛇の背中に笠堀姫を乗せ、若者が担いで練り歩く。よさこいソーランの演舞と餅まきも行われる。
あわせて午前11時から午後3時まで、屋外でたこ焼や焼きそばなどの「飲食屋台」がオープン。午後1時、2時、3時の3回行なう「アユのつかみどり」は、参加費が1回1匹500円。2匹目以後は、1匹200円で持ち帰ることができる。
また、同日は、小学生の入館料が通常600円のところ無料になる。
入館者対象の館内イベントは、午後1時半から2時まで「奈々ライブ」、11時から午後3時まで宴会場を開放する「カラオケ自慢」、午後3時半からロビーで500個のモチや菓子をまく「もちまき」を行う。
同施設では、デイキャンプ場無料開放や夏休みイベントなども実施しており、夏休み最後の週末をいい湯らていで楽しんでと来場を呼びかけている。