9月1日まで弥彦村ヤホールで弥彦モンゴルフェアが開かれており、27日は同所でオープニングセレモニーが行われた。
100人近くが来場し、伊勢ヶ浜部屋の夏合宿で26日から弥彦村を訪れている伊勢ヶ浜親方と力士5人も出席した。
小林豊彦村長はあいさつで昨年、弥彦神社御遷座百周年記念事業の相撲場開きで、伊勢ヶ浜部屋のモンゴル出身、横綱日馬富士による土俵入りが行われたのが縁で弥彦村とモンゴルの友好が深まり、今月初めに中学生とトゥブ県エルデネ村を訪れて友好都市協定を締結したことを話して伊勢ヶ浜親方に感謝した。
いずれ新潟空港からモンゴルの首都のウランバートルまで直行便ができると思うとし、「この機会に交流を進めて弥彦村とモンゴル国、エルデネ村との新しい関係ができるよう皆さまにぜひご支援をお願いしたい」と願った。
駐日モンゴル国臨時代理大使のロブサンツェレン・エルデネダワーさんは「交流に感謝。エルデネ村との交流を「心から歓迎し、この交流を提案し、決意した村長に感謝申し上げる。これから弥彦村の皆さんとの交流がますます発展すること、交流が活発になることに駐日大使館も一生懸命、支援したい」と話した。
伊勢ヶ浜親方は「元弥彦村一日村長です」と笑わせ、何度もモンゴルを訪れており、「本当に星空がすばらしい。天然のプラネタリウム。子どもさんを連れて行ったらすごく喜ぶ。一生の思い出になる」とモンゴルの魅力を話した。
オープニングセレモニーに続いてモンゴル出身の馬頭琴奏者デルゲルマーさんによるコンサートが行われた。
モンゴルフェアは昨年に続いて2回目。ヤホール前にモンゴルのテント「ゲル」設置し、モンゴルの民族衣装体験、モンゴル書道作品展、写真パネル展を開いている。31日午前10時半からモンゴル料理の試食会も開かれる。