27、28、29の3日間、弥彦公園前駐車場などを会場に第8回共に生きるチャリティーイベントが開かれており、初日27日は2万本を超す竹あかりがともるなかでドラマチックに歌と踊りのステージが行われた。
27、28の2日間は、「笑顔の竹あかり in 弥彦」としてイベントが行われており、27日おもてなし広場で県内ゆるキャラステージショー、キッズダンサーズ、PBOペットボトルオーケストラのあと、夕方から3団体による太鼓競演、ハンドスタンプアート、佐藤ひらりと仲間達コンサートが行われた。
会場には地元で切り出したタケから作った2万を超す竹あかりがぎっしりと並んだ。節を利用して竹を斜めに切り、穴を開けることで笑顔が浮かび上がる竹あかり。夕方、会場を訪れた人からも手伝ってもらい、戦後70年間燃え続けている広島の「平和の火」を竹あかりに移した。
日が暮れるとともに竹あかりは輝きを増して周囲を照らし、訪れた人は「すごーい!」、「夜景みたい!」と声をあげて驚いた。あわせてステージでは、シンガーソングライターのエバラ健太さんのチャリティーライブに続いて佐藤ひらりと仲間達コンサートが行われた。
三条市のシンガーソングライターの佐藤ひらりさん(15)が高知県のスガジャズダンススタジオ、よさこい団体とともに歌と踊りを披露。出演者の入れ替えの時間もスクリーンに弥彦を撮影した映像を映してつなぎ、ノンストップでステージを繰り広げた。
これだけのスケールのコンサートを無料で楽しむことができ、訪れた数百人の見物客は「すばらしいものを見せてもらった」、「毎年、続けているのがすごい」と主催する実行委員会に感謝していた。
28日は午前11時からテレビでも生中継される佐藤ひらりと仲間達コンサート、午後1時からハンドスタンプアートプロジェクト、1時半からペットボトルオーケストラ、2時40分からキッズダンサーズ、3時から風船王FOOZYバルーンショー、4時からフラダンス。夜は5時にステージを開場し、6時半から一之宮御神丈太鼓永島流樽砧、7時から一宮会添弥。
そして7時半から特別舞台公演「70年の祈り〜幸福の連鎖〜」が行われ、新潟をはじめ高知、和歌山、福島などから全国からの参加が踊りと歌で祈りのスペシャルステージを繰り広げる。
最終日29日は、午後5時から「伊勢ヶ濱部屋力士と日馬富士関による餅まき」が行われる。