三条市は29日、9月5日召集の三条市議会9月定例会の議案概要説明会を開き、同市出身のプロレスラー、ジャイアント馬場(本名馬場正平)さん(1933-99)を名誉市民に決定するための議案など14件を説明した。
「三条市名誉市民の決定について」では、三条市名誉市民としてジャイアント馬場を決めるため、議会の同意を求める。馬場さんの実績は「本市に生を受け、恵まれた身体と真摯で誠実なその性格から精進を重ね、プロレスリングという分野で生涯現役選手として活躍され、三条市民を始め多くの国民に夢と希望を与えた」。
さらにその活躍を記し、「三条市が生んだ政界を代表するプロレスリングの選手として、そして三条市民を始め国民に夢を与え続けた人間として、永遠にその名を残すべく、ここに三条市の名誉市民として最高の栄誉を送るに値するものである」としている。
同議案は、先議案件として本会議初日の9月5日に上程し、議会の同意を得て決定した場合。その後、遺族関係者などと日程を調整し、名誉市民の称号の証と純金製の金杯が贈られることになる。
このほかの議案では、「大崎中学校区小中一体校校舎棟建設建築本体工事請負契約の締結について」など大崎中学校区小中一体校の建設関連もある。同校は2018年4月1日開校予定で、鉄筋造り4階建ての校舎棟、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り3階建ての体育館棟を建設。総事業費は、35億9,542.8万円。