8月26日から9月1日まで弥彦村で行われた大相撲・伊勢ヶ浜部屋の夏合宿が終わり、1日午前11時過ぎに村役場へあいさつに訪れた伊勢ヶ浜部屋の一行を職員や村民50人ほどで見送った。
この日も伊勢ヶ浜部屋は弥彦神社相撲所で公開朝げいこを行い、弥彦神社参拝のあと青木勉副村長、林順一教育長をはじめ職員や村民が待つ庁舎前に向かった。伊勢ヶ浜親方をはじめ力士らは車から降り、短いあいさつや握手で弥彦村に別れを告げた。
集まった人たちは一行が役場前に降りたつと大きな拍手で歓迎した。やっぱり人気は横綱日馬富士。みんなが握手を求め、一緒に記念写真を撮るなどした。弥彦村社会福祉協議会のデイサービスセンター「きらめき」の車いすに乗る利用者5人も見送りに訪れた。前日31日に行われた朝げいこを見に行った利用者もあり、それに行けなかった利用者が見送りに訪れたもの。
「ありがとうございました」と感謝して手を合わせる利用者もあり、職員も「土俵とは違う優しい横綱の笑顔でした」と利用者以上に盛り上がっていた。このあと伊勢ヶ浜部屋は長岡市に立ち寄って帰京した。