南富良野町に届けるボランティア資材の積み込み作業は2日以降にずれ込む (2016.9.1)

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台風10号に伴う大雨で川の氾濫や浸水による大きな被害が出た北海道・南富良野町にボランティア資材を届けようと、三条市に拠点を置く「にいがた災害ボランティアネットワーク(NSVC)」は1日、前日に続いて資材運搬用トラックの調達を急いだ。

1日午後にも三条市栗林、旧サカタ製作所に格納してあるボランティア資材の積み込みを行いたい考えだったが、トラックの調達が間に合わず、翌2日午後の積み込みを目指している。

同ネットワークの李仁鉄事務局長は、高知県のNPO団体の代表者とともに2日に南富良野に入り、ボランティセンターの立ち上げなどを支援する予定だ。

李さんによると1995年の阪神・淡路大震災以降、北海道では大規模な自然災害は発生しておらず、ボランティアセンターの立ち上げはおそらく道内でも初めてと見られ、李さんは「ボランティアセンターの設置、運営のノウハウの支援のウエイトが大きくなりそう」と見ている。

また、熊本地震の被災地でも依然、ボランティア活動が続いているため、人手の不足も予想される。李さんは昨年9月の関東・東北豪雨で中心的な被災地となった茨城県常総市で1カ月半ほど活動しており、今回も少なくとも1カ月以上の活動を想定している。問い合わせは「にいがた災害ボランティアネットワーク」(電話:0256-35-5451)へ。

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