9月10日の「下水道の日」にちなんで燕市は10、11の2日間、燕市下水終末処理場を一般公開し、記念品も用意して来場者を待つ。
2日間とも午前9時から午後4時まで開放し、正午を除く午前9時、10時、11時、午後1時、2時、3時、4時の計7回、職員の案内で汚水が浄化される仕組みを見学できる。定員は各回10人ほどで時間や人数によって少し待つ場合もある。
管理棟の入り口にはマンホールのふたと、マンホールの拓本の絵手紙を展示する。マンホールのふたは燕地区と吉田地区が1種類ずつ、分水地区2種の計4種類あり、直径60センチの鋳鉄のマンホールに着色したものを展示する。
マンホールの拓本の絵手紙の展示は初めて。日本絵手紙協会公認講師の土田正子さんが指導する三条松カルチャー教室の「蔕(へた)の会」と五泉市の「絹の音教室」の生徒の作品を展示する。主にA4判の紙でマンホールの拓本をとり、色や文字を描き加えたもので、全国でも同様の作品が制作されている。
記念品はこれまでのボールペンに代えてことしはポピーかヤグルマソウの花の種をプレゼントする。加えて処理場で出る汚泥を再利用した肥料1袋(15kg)もプレゼント。ふだんは肥料を作っている業者と同処理場(0256-62-3802)で1袋200円で販売している。記念品はいずれも数量限定。
「下水道の日」にちなんだ毎年恒例の一般公開。燕市下水終末処理場は合併前の旧燕市が1970年に建設したもので、県内で3番目の先進的な下水処理施設だった。2日間で200人の来場を目指しており、広く来場を呼びかけている。一般公開に関する問い合わせは都市整備部下水道課(0256-77-8291)へ。