燕・弥彦総合事務組合消防本部と三条市消防本部は4日、燕市井土巻3、イオン県央店弥彦線側駐車場で「消防防災・救急フェア」を開き、35度を超える猛暑のなか、雨の影響を受けた昨年より2,200人も多い3,500人が来場し、ちびっこ消防隊やはしご車搭乗体験などを楽しみながら、消防の業務に理解を深めた。
9月1日の「防災の日」や9月9日の「救急の日」にちなんで、毎年、三条と燕・弥彦の消防本部が合同で消防防災・救急フェアを開いている。
朝から30度を上回る厳しい残暑だったが、主に親子連れが次々と訪れ、ちびっ子消防隊、ちびっ子救助隊、起震車展示、高規格救急車展示、ミニ消防車「まもるくん」や濃煙体験、はしご車搭乗体験など、さまざまなコーナーを体験して回った。
毎回、人気のはしご車体験は、午前と午後の2回で整理券を計100組分を配布したが、午前は開場と同時に配布終了の人気だった。
燕市の佐藤朋輝君(6つ)はお母さんと搭乗体験。お母さんは「デジカメを持って行ったけど(撮影する)余裕がなくて、つかまるので精一杯」と怖さから解放されてほっとしていたが、朋輝君は「楽しかった。向こうのマンションや東京に行く駅が見えたよ」とごきげんだった。