「敬老の日」の19日、三条市で小学生による子ども大名行列が行われる。午前10時から午後2時までかけて三条市八幡公園からステージえんがわまで練り歩き、あわせてイベント「108appy(ひゃくはっぴー)祭り」と「こどもフリマ」も行われる。
子ども大名行列は、5月15日に行われる三条祭りの大名行列を子どもたちで再現し、ふるさとを愛し、これからの三条を支える担い手になってもらおうと2011年から毎年、企画されているが、第1回だけ雨で中止になっている。
行列は事前に練習したてんぐとやっこ、はやし方の合わせて約30人に当日参加のみこしを担ぐ子どもたちが加わって70人前後になる見込みだ。
大名行列に先だって午前9時40分から八幡宮で神事を行ってから出発。参道を抜けたあと、右回りに進んで車両通行止めにする弥彦線高架下の道路を通り、三条鍛冶道場へ到着し、神棚に参拝。さらにステージえんがわへ移動してあらためて行列を披露し、八幡宮へ戻ったら舞い込みを行って終わる。子どもたち用の衣装や道具で本物さながらの大名行列が見どころだ。
ステージえんがわでは、「さんじょう108appy」を開催。マスコット、つまみ細工、写真立て、紙工作などを作るワークショップや似顔絵、あおぞら縁台将棋、どうぶつ将棋の体験、バルーンアート、ガラポン抽選会など約10のブースを設ける。
午前10時から正午まで「盆踊り in 三条」も行われる。さんじょう108appyコーディネーターのきよ里さんと三条雲蝶会のメンバーによる「しらさぎ荘音頭」の披露と三条雲蝶会による「三条音頭」と「三条おけさ」の踊り指導も行われる。
弥彦線高架下の道路では、こどもフリマに10店舗ほど出店する。子ども大名行列を披露する子どもたちの励みにもなるように主催の実行委員会では市民の見学、応援を呼びかけている。