燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)は17、18の2日間、秋季大祭を行っており、宵宮の17日は午後からあいにくの雨に見舞われた。
17日は神事に先だって午後から戸隠神社が面した大通りが車両通行止めになり、昨年より3つ少ない34の露店が出店。車両通行止め区間は500メートル余りだが、実際に露店が出店した区間は180メートルほどにとどまる。
夕方に向かって次々と露店が設置されると子どもの数もだんだん増えたが、午後4時前から雨が降り始めてにぎわいに水を差した。戸隠神社拝殿前には、氏子などが奉納した献灯ちょうちんをはざ木にかけて天日干しする稲穂のようにずらりと下げた。
秋季大祭の行事は、17日は午後7時から戸隠神社で宵宮祭、7時半から歴代物故宮司慰霊祭、8時から9時まで稚児と太夫舞の神楽を奉納。18日は午前11時から例大祭、午後3時から4時まで町内子どもみこし巡行、5時から8時まで江戸前みこし渡御が行われる。
昨年も雨が降り、人出は前年の1万人を下回る8千人だった。