8月に「2nd成人式inつばめ」を開いた燕中学校、燕北中学校、小池中学校の旧燕市の3中学校の平成3年度卒業生が、記念集合写真販売時に有志から寄せられた10万円を子どもたちのために使ってほしいと燕市に寄付した。
旧燕市の3つの中学校の平成3年度卒業生が2度目の成人式となる40歳を機に「2nd成人式inつばめ」幹事会を組織して初めて企画。8月15日に燕市・燕三条ワシントンホテルで開き、県内外からセカンド成人150人が参加した。
会場で撮影した集合写真の販売時に、有志が販売額以上を納めており、その差額の一部10万円を燕市に寄付することとした。8月31日に幹事会メンバーが市役所を訪れ、鈴木力市長に善意を包んだのし袋を手渡した。
同幹事会では、「2nd成人式」の開催にあたり、同窓生でこの20年を楽しく振り返るのももちろんだが、40歳の今、続く20年に向けて、自分たちが燕の町の発展の担い手の中核世代という意識をもち、卒業校の枠を超えて互いに高め合う機会になればと期待していた。その発展に欠かせない子どもたちのためになればと送り先は「子ども夢基金(未来を担う子どもたちのための基金積立金)」とした。