燕市大曲、福勝寺(黒田玲映住職)で22日午後2時から第56回お寺で音楽を楽しむ会「笛人 福勝寺 響」本宮宏美&オトノハコが開かれ、燕市PR大使のフルート奏者“笛人”こと本宮宏美さん(32)の演奏を楽しんだ。
同寺本堂を会場にギターとベースの3人編成で、2部構成で2時間、20曲近くを演奏した。長年、続いている同寺の音楽を楽しむ会で、第3回でピアノの譜めくり、大学生のときにはピアノ伴奏を務め、笛人となってからは3年ぶり2回目の出演。本宮さんにとってはホームグラウンドだ。
来場した50人余りは古くからの本宮さんのファンや地元の人が多く、身内感覚。あいにくの雨降りだったが、彼岸の中日のこともあって奉納演奏のようなコンサートともなり、奏楽を描いた南画の屏風を背に演奏する本宮さんの涼やかな笛の音を味わっていた。