燕三条のものづくりや地域文化、食文化などをPRしようと、ことしも燕三条のおいしいものと楽しいことを集めた「カレー博・燕三条食の陣」が24、25の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれる。
グルメ屋台村と地場産品展示・物販に46社の50小間が出店する。グルメ屋台ではカレーを中心に燕三条地域のさまざまな食を販売し、おいしかった店に投票するグルメグランプリも。地場産品展示・物販では洋食器、ハウスウエア、食品などが並ぶ。
ほかにも催しが盛りだくさん。レトルトカレーマルシェでは地元では手に入らないものなど全国各地の20種を超すレトルトカレーを販売する。
オリジナルカレー粉づくりはエスビー食品の協力で以前にも行ったことがあり、その場でスパイスを混ぜ合わせて自分好みのカレー粉を作ることができ、2日間とも午前と午後に3回ずつ、各回定員15人で参加費は無料だ。
ご当地キャラと撮影会&握手会には、あぶらげんしん、なかのん、わし麻呂。なんかん育ちが集合する。
ことしも食器のデポジットを行う。ごみの軽減と来場者からミニサイズのメニューをたくさん食べてもらうのがねらい。事前に500円のデポジット(保証金)でステンレス製のシェラカップを受け取り、ミニサイズ協力店でそれに注文時に渡すと盛りつけてくれる。1日1千個限定。
25日は毎年大人気の「よこすか海軍カレー」ふるまいを行い、午前11時からと午後2時半からの2回、各回200食限定でふるまう。
2日間ともステージイベントが会場を盛り上げる。24日は午前10時40分から燕三条イタリアンBitの秋山武士オーナーシェフの燕市PR大使任命式、午後2時から風船王フージーニーによるスペシャルライブ、2時半から東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」が出演する。
同センターでは駐車場のスペースが足りず、混雑が予想されるため、三条防災ステーションを臨時駐車場に会場までシャトルバスを運行し、利用は無料なうえに利用者1人につき200円分の食事券・買い物券をプレゼントするのでお得だ。
初日24日はオープニングセレモニーがあるので、午前10時15分から午後4時まで開場、25日は午前10時から午後4時まで。
ことしで5回目となるイベントで、当初は「カレー産業博」としてスタートしたが、第3回、4回は「燕三条食の陣」として開いた。しかし、間口が広がったこともあり、もう一度、三条のカレーラーメンや燕のカレーに関するハウスウエアにフォーカスしようと、ことしは「カレー博」とうたう。
昨年は1万2,500人、一昨年は1万5,000人が来場しており、ことしは1万6,000人が目標。開幕前日の23日は着々と会場設営が進んでいた。