24、25の2日間、燕三条地場産業振興センターで行われている「カレー博・燕三条食の陣」のなかで、燕市は24日午前10時40分から燕市PR大使任命式を行い、燕三条の食材にこだわるイタリアンレストラン「燕三条イタリアン Bit」(新潟市中央区新島町通1ノ町)のオーナーシェフで燕市出身の秋山武士さん(37)を6番目の燕市PR大使に任命し、鈴木力市長から秋山さんに任命書とたすきを手渡した。
秋山さんは燕市・旧吉田町の生まれ。2013年8月に「燕三条イタリアン Bit」を開業し、14年11月に3階にパーティースペースをオープン。15年11月に第10回居酒屋甲子園で優勝し、参加1,482店舗の頂点に立った。9月中に東京都中央区銀座に「燕三条イタリアン Bit」の銀座店をオープンさせる。
「大変、光栄なことと思う。今まで通りしっかり燕三条を発信していけたらと思う」と秋山さん。銀座店のオープンに向けて「燕三条の製品はいいものなので、料理と接客のレベルをしっかり上げ、もっといいものだと感じてもらえるように取り組みたい」と話した。
鈴木市長は銀座店を「燕市の迎賓館として使いたい」。東京に燕市にゆかりの拠点ができるのはありがたく、世界への窓口にもなる。「これから東京でいろいろなお客さまを、燕三条の店が銀座にあるからと言って連れていける」と喜んだ。