避難所に見立てた公民館に小学生が泊まって防災キャンプ (2016.9.27)

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燕市の小学校6年生を対象にしたリーダー育成塾「長善館学習塾」で23、24日の1泊2日の防災キャンプが行われ、分水公民館を避難所に見立てて避難所を模擬体験した。

長善館学習塾の防災キャンプ
長善館学習塾の防災キャンプ

避難施設の使い方を仲間と検討するなど防災の重要性や知識を楽しみながら学んでもらおうと初めて長善館学習塾に防災キャンプを盛り込んだ。

長善館学習塾はことし5月から来年2月まで20回コースで開設しており、受講生は21人で防災キャンプには全員が参加したほか、市の防災リーダー養成講座受講生の有志のおとな10人ほどと若手の市職員も参加した。

23日午後6時半から24日正午までの日程で、1日目は炊き出し訓練や避難施設探索、2日目は頭と体の体操、防災壁新聞づくりなどを行った。講師は長岡造形大学の沢田雅浩准教授と株式会社エコロジーサイエンスの樋口勲主査研究員。避難所と同様に夜は大ホールにマットを敷いて参加者全員が一緒に寝た。その前に段ボール素材の更衣室&授乳室の組み立ても行った。

更衣室&授乳室の組み立て
更衣室&授乳室の組み立て

いちばんの盛り上がりは、避難施設探索。館内を巡視してどの部屋がどういう目的に使えるか、環境などを調べるもの。館内の照明がついた状態と消した状態の2回行い、照明がないときの足元の危険性も調べた。

照明を消した探索では、子どもたちはグループごとにライトを手に回り、黄色い声を上げて大騒ぎ。ちょっとしたお化け屋敷のアトラクションのようだった。子どもたちは「楽しかった!」と声を弾ませながらも「階段は真っ暗だと怖い」、「カーペットが敷いてある部屋は障害者や子どもの遊び場にいいと思った」といろいろなことを感じ取っていた。

2日目の最後の防災壁新聞づくりでは、館内のようすをマップのように図解で描いて完成させ、「こども防災未来会議2016」の防災かべ新聞コンクールに応募する。


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