三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は26日正午からジオ・ワールドビップで三条夏まつりの第3回全体会議を開き、各行事部会の実績報告などを行った。また、任期満了に伴って会頭職を辞する斉藤会頭にとっては最後の協賛会となり、次期会頭に内定している兼古耕一実行委員長に引き継いだ。
会員や関係指導機関など36人が出席し、開会のあいさつで斉藤会頭は「何の事故もなく大変すばらしい夏まつりができた」と市民や関係者に感謝した。
議事では各行事の実績報告や反省事項の報告、収支決算見込みなどをすべて原案通り承認。8月7日に5つの商店街を会場に開催した商店街夜店市の反省事項では、「7月最終週から8月最終週にかけて隔週で各商店街個別に夜店市を開催してはという意見があがった」との報告もあった。
最後に再び斉藤会頭があいさつに立った。斉藤会頭は、夏祭り協賛会長は会頭が当たることになっており、10月31日で会頭の任期を終えることから「残念だけれども、わたしは協賛会の会長を辞めざるを得なくなって大変、寂しい思いで、最後の会議に出ていた」と会場を和ませ、この3年間の夏祭りは「皆さんのご協力で毎年、毎年、進化してきたのかなという思い」と振り返った。
とくに組織変更して法人化したことと、花火大会の時間延長の2つを挙げ、「皆さんの声を吸い上げて少しずつ進めてきた結果」、「次はわたしよりも優秀な兼古さん。さらに進化する夏まつりとなると期待に胸いっぱい」と、次期会頭に内定している副会頭の兼古耕一実行委員長にバトンを渡した。
兼古実行委員長の閉会のあいさつは、斉藤会長のあいさつを受けて、さらに発展成長、進化させていきたいと協力を求め、来年は歴史ある民謡踊り流しを多くの人が踊れるように「三条音頭」、「三条おけさ」のDVDを製作し、さらに盛り上げたいと抱負を述べた。