創業を目指す人に新規開業に必要な経営の知識とノウハウを体系的に学んでもらう三条市の平成28年度創業塾pontekia(ポンテキア)が25日で終わり、26人が修了した。
24年度から開いている講座で、今年度は7月3日から8回コースで開き、中小企業診断士などを講師に人づくり、販路開拓、資金計画、計画収支計画などを学びながら最後にビジネスプランを作成した。
これまで地域経営科の担当だったが、ことしから商工課に変わった。同時に“空き店舗”を後ろから読んで“ポンテキア”と称したように、これまで空き店舗対策に重点を置いたため、飲食業や小売店の開業を目指す人が中心だったが、ものづくりでの起業を目指す人の受講も増えた。
三条信用金庫が全面的にバックアップしたのも特徴で毎回、職員何人かがアドバイザー的に加わり、会場も第1回以外はすべてさんしん研修所を使った。25日の最終回には24人が参加。最後に野菜を使ったスイーツの販売、刃物鍛造、成年後見制度の後見人のビジネス化の3つのビジネスプランのプレゼンテーションを行った。