燕東コミュニティ協議会(関川キミ会長)は、8日午後6時半から燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで食育などで全国に知られる助産師の内田美智子さんを講師に講演会「いのちをいただく」を開く。
内田さんは1957年、大分県生まれ。国立小倉病院附属看護助産学校助産師科を卒業、88年から内田産婦人科医院に勤務する。夫は同医院院長。院内で子育て支援の「U遊キッズ」を主催し、「生」、「性」、「いのち」、「食」をテーマに全国で講演活動を行い、思春期保健相談士として思春期の子どもたちの悩みを聞く。
九州思春期研究会事務局長、福岡県子育てアドバイザー、福岡県社会教育委員。著書に食肉加工センターで働く人の話を絵本にした『いのちをいただく』(西日本新聞社)を代表作に、『ここ─食卓から始まる生教育』(同)などがある。
講演会は食育がテーマ。生きることは食べること、食べることは生きること。おとなも子どもも生涯にわたって大切にすべきこと、いのちをいただき、つないでいくことを一緒に考える。
燕東コミュニティ協議会は、燕東小学校区を中心にことし2月に発足した燕東小学校区のまちづくり協議会。今年度から総務・防災、地域振興、教育の3つの部会に分かれて事業を進めており、今回の講演会は教育部会の初めての事業になる。
入場無料、定員300人で誰でも聴講できる。問い合わせは燕東コミュニティー協議会事務局の相場さん(電話:090-4827-0001)へ。