6日から9日まで「燕三条 工場の祭典」が開かれているが、JR燕三条駅にある駅レンタカー燕三条営業所(鹿山昌子所長)では、7日午前10時までに「燕三条 工場の祭典」に伴うレンタカーの利用が予約を含めて15件と好調だ。
利用は今のところ工場の祭典の関係者が多いようで、佐渡観光も行うという人や1日目はバスやタクシーを利用し、2日目はレンタカーを利用するという人もいた。
同営業所では、昨年の工場の祭典では約30件の利用があった。ただ、利用申し込みのときなどにわかった分だけの数だったため、ことしは正確に把握しようと、利用の申し込みや予約を受けるときに、目的が工場の祭典であるかどうかを確認している。
工場の祭典に遠方から訪れる人は、多くの地方と同様に公共交通が整備されていないため、燕三条駅に到着してからの足、二次交通が課題になっている。そのため、実行委員会ではデマンド交通の充実、タクシー利用券の配布、レンタサイクルの貸し出しなどを行っているが、レンタカーなら地元の人と同じく自由に移動でき、3、4人で割り勘すればコストパフォーマンスも悪くない。
工場の祭典はことしで4年目になり、工場の祭典に伴うレンタカーの利用は年々、増加している感触。同営業所のレンタカー利用はビジネスマンの平日利用が多く、週末は観光客というより帰省客の利用が多いという。
鹿山所長は、週末の8、9日はさらに工場の祭典に伴う利用が増えると見ており、「昨年、工場の祭典を見に来た人の半分くらいが来年も来たいと話していた。小回りの利く小さな軽自動車が喜ばれた」と言う。
ことしは昨年以上の利用に期待して工場の祭典に参加する人には、軽自動車のKクラスが5,450円、普通車のSクラスが5,940円と、それぞれ1日利用料金を通常の1割引きとするサービスを用意し、メモ帳とマルチカバーもプレゼントしている。問い合わせは同営業所(電話:0256-35-6351)へ。