三条市の繁華街「本寺小路」など中心市街地の飲食サービス業の活性化を目的に始まった「三条本寺小路あかり物語第十二章」が、7日から4日間行われ、初日は真宗大谷派三条別院のライトアップのほか、園児の作ったあんどん約500個などのあかりをともした。
三条商工会議所観光・サービス業部会と本寺小路あかり物語プロジェクトが主催。7日の初日のみイベントを行い、10日までの4日間、午後6時から9時半まで三条別院の本堂をブルーの投光器でライトアップしている。
イベントを行った7日は、市内21の幼稚園と保育園の年長児が塗り絵などをした紙製のあんどん約500個を境内に、恒例の赤い鉄製のあんどん150基を境内から本寺小路周辺に並べた。
午後6時からセレモニーを行い、10月末の今任期で部会長の役職を交代する梨木建夫行事部会長が12年を振り返り、あいさつ。国定勇人市長がボタンを押して投光器を点灯し、本堂の大きな屋根が浮かび上がった。
午後6時は北よりの風が吹き、三条の気温は15.1度と冷え込んだが、園児の製作したあんどんを見ようと、大勢の家族連れなどが訪れた。あんどんや東別院を写真に写したあちは、境内の一画にオープンした飲食提供ブースで、綿あめとポップコーンの無料配布を受けたり、焼きそばやたこ焼、こんにゃくなどを購入して一息ついていた。