10月の「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」は1年で最大規模で開催され、通称「大規模マルシェ」。2日午前10時から午後3時まで、三条市の目抜き通り1kmを歩行者天国にして開かれる。
出店は181店舗。昨年の大規模マルシェより3店舗少ないが、ことしは都合で本寺小路と三条別院境内を会場に使わないため、店舗の密集度は昨年より高くなる。
うち33店舗が新規出店。市外の自治体など交流出店が北海道洞爺湖町から佐賀県武雄市まで24店舗にのぼる。商店街に面した地元店舗出店が21店舗、高校生出店が三条商業高校6店舗、県央工業高校2店舗、新津工業高校1店舗。三条市の創業塾「ポンテキア」の卒業生が出店する「ポンテキアタウン」には5店舗が出店し、子どもフリーマーケットもある。
6月の三条マルシェで通算100万人目の来場者になった新潟市南区の女性が「ARY Jewelry」として初出店し、ハンドメードアクセサリーや雑貨を販売。三条市の中央製版の社員有志による「あげあげスティックchuoh」の出店もあり、スパボーやチーズ巻を販売する。
三条市国際交流員のヘワン・パークさん(25)は「おやき」のような韓国の菓子料理「ホットク」(1枚300円)を販売し、次回の国際理解講座「スパイスたっぷりのカボチャブレッド」作り体験もPRする。
来場者通算110万人達成のイベントのほか、謎解きウオークラリー「探偵はマルシェにいる」、今回は中央製版が担当する顔出しパネルの記念写真、誕生月の来場者にサービスする「マルシェdeバースデー」など恒例のイベントもある。
店舗前など各所に休憩所を設置してゆったり飲食や買い物ができる。ステージイベントは本町ステージ、昭栄大橋下ステージを設けてダンスや演奏を行い、一ノ木戸エリアでは午前11時半からと午後1時半からそれぞれ1時間、飛び入り歓迎のオープンマイクも行う。
いつものように三条マルシェ会場と三条市役所、三条地域振興局のそれぞれの間を結ぶ無料シャトルバスを運行するほか、会場と下田庁舎、栄庁舎とそれぞれ結ぶ無料シャトルバスを運行する。
加えて同じ日にイベントが行われる「消防・防災フェスタ」会場の三条防災ステーション、「ボランティアまつり」会場の三条市総合福祉会館と三条マルシェ会場を結ぶ無料シャトルバスも運行するので、無料シャトルバスを利用してイベントをはしごできるのも楽しい。
2010年に始まった三条マルシェは、近年は年7回開かれており、1年の最後は10月の大規模マルシェ。昨年の大規模マルシェは8万2,900人が来場している。