三条市長記者会見、9項目を発表 (2016.10.11)

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国定勇人三条市長は11日午前9時から記者会見し、15日にジャイアント馬場さんに三条市名誉市民の称号を贈呈、ステージえんがわのグッドデザイン賞受賞、永田新橋の開通式など9項目を話した。

記者会見する国定三条市長
記者会見する国定三条市長

5日後に迫った県知事選について「森陣営の立場からするとそんなに楽な戦いじゃない」、「人知を尽くすほかない」が「知事選はあらゆるジャンルに非常に大きな影響を与える選挙」だが、争点が柏崎刈羽原発の再稼働のワンイシューとなっていることを憂えた。

再稼働がは、市民の安全、安心にかかわる関心の高いことでなのは「否定できない」が、例えば県央地域には県央基幹病院開設や八十里越開通といった重要な課題があるとした。

6日から9日まで開かれたことしで4年目の「燕三条 工場の祭典」は、ことしは中川政七商店の大日本市博覧会・第四回「新潟博覧会」が三条ものづくり学校で併催されたことで、過去3回で弱かった拠点性が高まったことを評価した。

7日の市議会建設常任委員協議会で三条市が「里山十帖」を下田地区に誘致する考えを明らかにしたことについては、とくに2期目から下田郷の観光、交流人口の拡大のために「重層的に取り組んできたつもり」。

下田郷にはスノーピークと嵐渓荘のとがった核があり、そこでもうひとつとがった、根強いファンをもつコンテンツをと候補者と接し、「東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合」の活動を通じて里山十帖を運営する株式会社自遊人の岩佐社長とつながったと言い、「非常にバランスのとれたベクトルが生じて全体として初めて相乗効果が生み出せるんじゃないか」と期待した。

市議会建設常任委員協議会で、特定の企業に対する公費投入の支援に疑問の声が上がったことについては、「ある特定の企業にと言い始めると、そもそも、これまでの少なく友国定市政が全部、崩壊する」。

例として、工場の祭典のトリガーとなった株式会社タダフサは、経営力向上人材育成塾で中川政七商店と組んで新商品を開発したことをあげ、その経費は三条市の公費を投入したが、それは中川政七商店とタダフサだけを一方的に太らせる結果にはなっていないとし、公平性の概念が「ステレオタイプな、テレビ的なものとは明らかに違う、もうちょっと時間軸を加味した公平性考えないと税の公平性は論じることができない時代になっている」との考えを示した。発表項目の概要は次の通り。

  1. ジャイアント馬場さんに三条市名誉市民の称号を贈呈
    10月15日(土)午後4時から市役所で行い、ジャイアント馬場(本名:馬場正平)さんの妻、元子夫人の出席を調整中。
  2. 「ステージえんがわ」がグッドデザイン賞を受賞
    「ステージえんがわ」の取組全体が評価され、2016年度グッドデザイン賞を受賞した。プロデューサーは三条市、ディレクターは近藤ナオ氏(株式会社アソボット)、伊藤一城氏(スパイスカフェ)、山倉あゆみ氏(foodrop)、田中辰幸氏(ツバメコーヒー)、長野源世氏、デザイナーは手塚貴晴氏、手塚由比氏、島田真弓氏(手塚建築研究所)、関川一郎氏(K-ART)。
  3. 永田新橋の開通式を開催
    2011年7月29日の新潟・福島豪雨災害で五十嵐川災害復旧助成事業として河道拡幅に伴う橋の架け替えを行っておりました永田新橋が竣工する。10月15日(土)午前9時半から三条市棚鱗地内の永田新橋左岸側特設会場で開通式。テープカット、くす玉開披、アトラクション(あらさわ保育園園児による鼓隊)、渡り初め(三代夫婦による、左岸から右岸へ)などを行い、午後1時に一般車両開放予定。
  4. 平成28年度三条市表彰式を開催
    市政の進展、産業の振興、文化の向上、その他市民の福祉の増進に尽力された人たちの功績を3日午前9時から中央公民館で行い、108名、3団体を表彰する。
  5. 「三条パール金属スタジアム」ネーミングライツパートナーの契約更新
    三条市総合運動公園市民球場のネーミングライツのパール金属株式会社と契約が今年度で終了するが、パール金属との契約更新で合意した。契約期間は2017年4月1日から20年3月31日まで3年間、金額は年840万円、3年総額2,520万円。
  6. 「子どもを守れ!脳からのSOS」眠育講演会を開催
    子どもの睡眠、発達分野の第一人者である熊本大学名誉教授 の医学博士三池輝久氏を講師に、三条市では初めての眠育講演会。10月31日(月)午後7時から8時30分まで中央公民館で開く。睡眠の質や時間が子どもにどれほどの影響を及ぼすのか、子どもの睡眠障がい、問題行動、不登校等の予防に向けた、眠育の重要性についての講演会。
  7. 第12回三条市美術展を開催
    昨年まで会場に利用していた体育文化センターが解体中のため、厚生福祉会館体育館を会場に10月29日(土)から11月2日(水)まで開く。「わくわく文化未来塾」の子どもたちによる書道、陶芸、生け花、折り紙等の作品展示コーナーを併設する。
  8. 第12回三条市音楽祭を開催
    4部門合計で57組が出演する。日程は合唱の部(出演20組)が11月3日(木・祝)、ロック・ポピュラーの部(10組)が11月6日(日)、器楽の部(12組)が11月13日(日)、フリーの部(15組)が11月20日(日)。合唱の部は午後1時20分開演、それ以外は午後1時開演で会場はいずれも中央公民館。
  9. しただ郷の秋を満喫「秋の大感謝祭」を開催
    毎年恒例の「道の駅 漢学の里しただ」と「いい湯らてい」のコラボイベントをことしは「下田商工会祭り」との合同で盛大に開く、。10月16日(日)に道の駅 漢学の里しただで午前9時から午後3時まで、いい湯らていで午前11時から午後3時まで開く。
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